大学留学センター > ニュージーランド大学留学 > 永住権取得のためにニュージーランド大学留学するメリット

Permanent Residency

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ニュージーランドで必要とされる人たちに居住権を与える仕組み

ニュージーランドでは人口の少なさと、働き手の海外への流出から多くの職種で人手不足が深刻です。ニュージーランドへの移住・永住を目指す方にとって、大学・大学院への留学は、将来のキャリアと居住権取得の可能性を広げる選択肢の一つです。

ただし、ニュージーランドでは「大学を卒業すれば永住権を取得できる」という制度ではありません。現在は、ニュージーランドで必要とされる職種で働くこと、適切な資格を取得すること、一定の給与水準を満たすことなどが、居住権取得において重要になっています。

そのため、永住を見据えて留学する場合には、単に大学や専攻を選ぶのではなく、卒業後にどのような仕事に就き、どのResidence Visa(居住ビザ)を目指すのかまで考えて進学先を選ぶことが重要です。

ニュージーランドの永住権 – 技能移民部門(Skilled Migrant Category)とGreen List

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ニュージーランドでは、まず「Resident Visa(居住ビザ)」を取得し、その後、一定の条件を満たすことで「Permanent Resident Visa(永住ビザ)」を申請するという流れが一般的です。
代表的な居住権取得ルートには、「Skilled Migrant Category Resident Visa」「Green Listを利用したStraight to Residence Visa」「Green Listを利用したWork to Residence Visa」「Care Workforce Work to Residence Visa」などがあります。
特に大学留学との関係で重要なのが、技能移民部門(Skilled Migrant Category)とGreen List(人材不足職種リスト)です。

Skilled Migrant Category申請に必要な最低条件

  • ニュージーランドで必要とされるスキルを持ち、技能職に就いている

  • 十分な英語力があること

  • 心身共に健康であること

  • 犯罪歴がないこと

  • 6ポイント以上獲得していること

上記の条件を満たしている人は、移民局にResident Visa(居住ビザ)の申請を行います。申請内容や提出書類に問題がなく、技能移民として相応しいと判断された人にのみ居住権が与えられます。

現在のSkilled Migrant Categoryとは?

Skilled Migrant Category Resident Visaは、ニュージーランドで必要とされるスキルを持ち、一定の条件を満たして働いている方などを対象とした居住ビザです。現在のポイント制では、6ポイントを取得することが基本的な要件となっています。自分が現在何ポイントになるのか移民局サイトからも確認することができます。

《ポイントの取得源》(いずれかから取得) 内容
学歴(Qualification) NZで取得した資格のレベルに応じて取得
ニュージーランドの職業登録(Occupational Registration) 条件を満たす場合に取得
所得(Income) 条件を満たす場合に取得
ニュージーランドでのSkilled Work Experience(技能職としての就労経験) 条件を満たす場合に取得
《学歴》ニュージーランドで取得した資格 ポイント
Level 7 Bachelor’s Degree 5
Level 8 Honours / Postgraduate Certificate / Postgraduate Diploma 5
Level 9 Master’s Degree 5〜6
Level 10 Doctoral Degree 6

特にLevel 9のMaster’s Degreeについては、ニュージーランドで30週間以上フルタイムで学んでいることなど、条件を満たすことで6ポイントを取得できる場合があります(留学生が就学するコースの多くは30週間以上のフルタイムです)。そのため、ニュージーランドの大学・大学院で取得する学位は、将来のSkilled Migrant Categoryを検討するうえで重要な選択肢となります。

Green Listを利用した居住権取得

ニュージーランドには、国内で特に人材が必要とされている職種をまとめたGreen Listがあります。Green Listの職種はTier 1とTier 2に分かれており、条件を満たすことで以下のResidence Visaにつながります。

  • Tier 1:Straight to Residence

    Green ListのTier 1に該当する仕事の場合、必要な資格・登録・給与などの条件を満たしたうえで、Straight to Residence Visaを申請できる可能性があります。このルートでは、ニュージーランドで一定期間働いてからではなく、条件を満たすJob Offerを得た段階でResidence Visaを申請できる場合があります。

  • Tier 2:Work to Residence

    Green ListのTier 2に該当する仕事の場合、原則としてニュージーランドで24か月の関連就労経験を積むことで、Work to Residence Visaを申請できる可能性があります。

したがって、永住を目指して大学留学をする場合には、「どの大学に行くか」だけでなく、「卒業後にGreen Listの対象職種に就ける専攻か」という視点も重要です。

永住権取得のために大学留学をするメリットは?

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  • POINT1

    ニュージーランドで評価される学位を取得できる

    ニュージーランドの大学でBachelor’s Degree、Master’s Degree、Doctoral Degreeなどを取得することは、Skilled Migrant Categoryで学歴ポイントを取得する際の選択肢になります。特に、Level 7以上の学位を取得し、卒業後にニュージーランドで技能職として働くことで、学歴と就労経験の両面からResidence Visa取得を目指せる可能性があります。

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  • POINT2

    卒業後にニュージーランドで働くための時間を確保しやすい

    ニュージーランドの対象資格を修了すると、条件を満たす場合、Post Study Work Visaを取得して卒業後にニュージーランドで働くことができます。現在、Post Study Work Visaでは、対象となるLevel 7以上の学位などを修了した場合、最長3年間ニュージーランドで働ける場合があります。

    Level 7以上のDegree qualificationを取得した場合、Post Study Work Visaでは原則として、法律上認められる範囲で幅広い仕事に就くことができます。そのため、卒業後に就職活動を行い、自分の専攻やキャリアに合った仕事を探しながら、将来のResidence Visaにつなげることが可能です。

学位レベルごとのPost Study Work Visa(PSWV)の期間

NZQCFレベル 資格の例 PSWVの期間 主な条件
Level 7 Bachelor’s Degree 最長3年 NZでフルタイム30週間以上就学
Level 7 Graduate Diploma(2026年11月16日〜) 原則1年 NZでフルタイムで資格の全期間を就学+Bachelor’s Degree保有
Level 7 その他の非学位資格 原則1年 PSWV対象資格リストに掲載+所定期間フルタイム就学
Level 8 Postgraduate Certificate 原則1年 NZでフルタイム30週間以上就学
Level 8 Postgraduate Diploma 原則1年 NZでフルタイム30週間以上就学
Level 8 Honours Degree 最長3年 NZでフルタイム30週間以上就学
Level 9 Master’s Degree 3年 NZでフルタイム30週間以上就学
Level 10 Doctoral Degree(PhD) 3年 NZで博士課程を修了(論文提出後の申請も可)

就学するコースのLevelによってPost Study Work Visaの期間は異なりますので、事前に確認をすることを推奨します。

  • POINT3

    不足している職種を意識して専攻を選べる

    ニュージーランドでは、医療、エンジニアリング、IT、建設、教育など、さまざまな分野で人材が必要とされています。Green Listには、ニュージーランドが人材を必要としている職種と、その職種に就くために必要な資格・登録・給与などの条件が掲載されています。

    そのため、永住を目指す場合には、「興味のある専攻」+「卒業後の就職先」+「Residence Visaの対象となる職種」という3つの視点から進学先を検討することが重要です。ただし、Green Listに掲載されている職種や条件は変更される可能性があるため、大学・専攻を決める際には、その時点の最新情報を確認する必要があります。

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  • POINT4

    英語力を高めながら現地でのキャリアを築ける

    Skilled Migrant Category Resident VisaやStraight to Residence Visaなどの技能系Residence Visaでは、申請者に英語力が求められます。英語力を証明する方法の一つとして、IELTS、TOEFL iBT、PTE Academic、Cambridge English、OETなどの試験結果を利用できます。

    大学留学では、専門分野を英語で学びながら、現地で生活・就労するための実践的な英語力を身につけられることも大きなメリットです。

永住権申請に必要な英語力

現在、主申請者が英語試験で要件を満たす場合の主な基準は、以下のとおりです。

試験名 主申請者の基準
IELTS (General or Academic) Overall 6.5以上
TOEFL iBT 79以上
PTE (Academic) 58以上
ケンブリッジ英検 176以上
OET 4技能すべてC+以上

大学留学から永住権を目指す一般的な流れ

永住を目指してニュージーランドの大学へ進学する場合、例えば以下のような流れが考えられます。

  • 大学・大学院へ進学

  • ニュージーランドで学位を取得

  • Post Study Work Visaなどを利用して就職

  • Skilled Migrant CategoryまたはGreen Listなど、自分に合ったResidence Visaを検討

  • Resident Visaを取得

  • 原則2年以上Resident Visaを保持し、必要な条件を満たす

  • Permanent Resident Visaを申請

ただし、これはあくまで一般的なイメージであり、すべての大学卒業者がこのルートで永住権を取得できるわけではありません。また、卒業した大学・専攻だけでResidence Visaが保証されるわけでもありません。

「永住権を取りやすい大学」ではなく「永住につながるキャリア」を考えることが重要

ニュージーランドへの大学留学を永住につなげたい場合、大学ランキングや学費だけで進学先を決めるのではなく、卒業後のキャリアまで考えておくことが大切です。例えば、以下の流れで考えることで、将来のResidence Visa取得をより具体的に検討できます。

  • どの大学・専攻を選ぶか

  • どの資格・学位を取得するか

  • 卒業後にどのような仕事に就くか

  • その仕事がGreen ListやSkilled Migrant Categoryの条件に合っているか

特に、医療、IT、エンジニアリング、建設、教育など、専門資格や登録が必要となる職種では、大学・大学院での専攻選びが卒業後のキャリアに大きく影響します。

注意点

※本ページはニュージーランドの大学留学・移住制度に関する一般的な情報を提供するものであり、個別の移民・ビザ申請に関する法的助言を行うものではありません。制度や条件は変更される可能性があります。最新情報については、ニュージーランド移民局(Immigration New Zealand)の公式情報をご確認ください。
ニュージーランドの移民制度は変更されることがあります。また、「この大学を卒業すれば永住権が取得できる」「この専攻なら永住権が保証される」といった制度ではありません。
個別のビザ申請・移民に関するご相談については、必要に応じてニュージーランドのLicensed Immigration Adviser(ライセンスド・イミグレーション・アドバイザー)または移民法に詳しい専門家へのご相談をして頂くようお願いします。


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