大学留学センター > アイルランド大学留学 > アイルランド大学留学の特徴

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教育水準が高く、世界で通用する資格や学位が取得できる国

アイルランドは教育水準が高く、世界で通用する資格や学位が取得できる国です。そのため特に欧米諸国から、多くの留学生が訪れています。

大学留学先として選ばれる理由は、世界ランク上位の大学があることや、ヨーロッパのシリコンバレーと呼ばれるほど一流IT企業の拠点が多いことです。また公用語が英語の国としては物価が低いため、滞在費や生活費が節約できます。

こちらではアイルランドで大学留学をする際のメリットや、進学方法を解説します。大学留学の渡航先で迷っている方、特に理系分野での留学を検討中の方は、ぜひご覧ください。

アイルランド大学留学のポイント

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教育水準が非常に高い

アイルランドでは高校を卒業した人の75%が進学します。これはヨーロッパの中でも特に高い数値です。政府は教育や研究への政策に積極的で、現地の学生と留学生ともに学びやすい環境が整っています。

もちろん教育のレベルも高く、アイルランドの総合大学は世界大学ランキングの上位に入っています。また大学やカレッジで得られる学位・資格は、世界で通用します。大学の研究の影響力も、国際的に認められるレベルです。その結果多くの一流企業が、アイルランドにビジネスの拠点を構えています。
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テクノロジー分野の研究が盛ん

アイルランドにはGoogleやApple、Intel、facebook、Twitterなど、一流IT企業のヨーロッパ拠点が数多くあります。薬品製造や工学の分野も盛んで、「ヨーロッパのシリコンバレー」と呼ばれるほどです。

この環境は、特にIT分野や理系の勉強をしたい方にとって魅力的です。大学で最新の技術を学べるのはもちろん、カレッジでの実践に即した職業訓練や、アルバイトやインターンで一流企業での職務経験を積むチャンスもあります。
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学生ビザでの就労が可能

アイルランドの学生ビザでは週に20時間と、休暇期間(6~9月と12/15~1/15)に40時間の就労が可能です。また最低賃金が10.20ユーロ(約1360円)と高く、しっかり働けばお給料で生活費が節約できます。(※)

※2021年5月現在
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英語圏の中では物価が低め

アイルランドの物価は他のヨーロッパ諸国と比べると安定しており、日本と同等または少し高いと言えます。特に隣国のイギリスと比べると低く、英語圏の国の中では留学の費用が抑えやすいです。

娯楽面では、ヨーロッパ方面への格安航空券が手に入りやすいことがポイント。ヨーロッパ諸国へ気軽に旅行ができるため、レジャーも楽しみたい方には特におすすめです。
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学士課程が3年間

アイルランドはイギリス式の教育システムを採用しているため、学士課程が3年間です。アメリカやカナダと比べると大学の期間が1年間短いため、大学の学費が節約できます。

しかし大学進学の前にファウンデーションコースの受講が必要なため、合計の留学期間は約4年間となります。留学の期間や費用を見積もる際は、ファウンデーションコースと大学の本科課程の両方を考慮しましょう。

アイルランドのカレッジ・大学の種類

総合大学

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アイルランドの総合大学は、国際的に高く評価される学校ばかりです。特にアイルランドでトップのTrinity College Dublinは、世界大学ランキングで上位100位前後に入る名門校として知られています。

教育システムはイギリス式で、学士課程は3年間です。日本からの留学の場合は、多くの方が英語コースやファウンデーションコースを受講してからの進学となります。

英語コースは、私立か大学併設の語学学校で受講できます。大学付属の語学学校は、大学進学を見据えて語学留学をしたい方におすすめです。
こんな方におすすめ
  • 英語で専門分野を学びたい方
  • 英語圏の国で費用を抑えて大学留学したい方
  • 日本人が少ない環境で勉強したい方
入学条件
  • 高校卒業
  • IELTS 6.0以上(TOEFL iBT: 92)
取得できる学位
  • 普通学士:Ordinary Bachelor’s Degree
  • 優等学士:Honours Bachelor’s Degree
  • ディプロマ:Higher Diploma

工科大学 (Institute of Technology)

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最先端のテクノロジー分野に特化した大学で、主に工学や薬学、エンジニアリング、ITなどを学べます。総合大学と区別されていますが、同等の教育や研究を行っている学校です。

学士は3年間、サーティフィケートは2年間で取得できます。授業にインターンシップを組み込んでいる学校もあり、最新の技術を実践的に学びたい学生が多く集まっています。
こんな方におすすめ
  • 英語で理系の最新技術を学びたい方
  • 2年で科学技術分野のサーティフィケートを得たい方
  • 一流のIT企業の拠点が集まる国で勉強・研究をしたい方
入学条件
  • 高校卒業
  • IELTS 6.0以上(TOEFL iBT: 92)
  • 数学など、特定の科目の履修(※)
    ※科目に関しては、学校や専攻によって異なります
取得できる学位
  • 普通学士:Ordinary Bachelor’s Degree
  • サーティフィケート:Advanced Certificate / Higher Certificate

私立カレッジ

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ビジネス分野や職業訓練に強く、日本の専門学校のような位置づけの場所です。特にビジネスコースは、留学生に人気があります。

カレッジでは学士などの学位は取得できません。代わりにディプロマやサーティフィケートが1~2年で取得できます。

ファウンデーションコースを開講している学校では、提携先の大学に進学や編入ができるシステムがあります。また総合大学や工科大学よりも入学条件が低いため、カレッジからの大学編入で進学を目指す人もいます。
こんな方におすすめ
  • ビジネス分野で勉強をしたい方
  • 1~2年間で専門分野を学びたい方
  • ファウンデーションコースに通いたい方
  • 大学編入を目指して勉強したい方
入学条件
  • 高校卒業
  • IELTS 5.0~
取得できる学位
  • ディプロマ:Diploma
  • サーティフィケート:Higher Certificate / Certificate

ファウンデーションコース

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日本の高校を卒業後の大学進学の場合、多くの方はファウンデーションコース(大学進学準備コース)を受講します。
ファウンデーションコースでは、大学で学ぶためのスキルとして英語やエッセイの書き方、ディスカッションの方法などを学びます。日本からの進学の場合、特に英語力の強化は必須です。
またアイルランドの教育のシステム上、日本の高校卒業では出願資格の単位を満たせない場合が多いです。ファウンデーションコースでは、それらを補うこともできます。
コースの期間は約1年間です。カレッジが独自に提供しているもののほか、大学が直接開講しているものや提携先の学校が開講しているものもあり、進学したい大学や学部にに合わせて選ぶのがポイントです。
こんな方におすすめ
  • 日本の高校を卒業後に進学したい方
  • 英語力や成績が入学条件に満たない方
  • アイルランドの大学で必要なスキルを身につけたい方
入学条件
  • 高校卒業
  • IELTS 5.0~
    英語力がファウンデーションコースの入学条件に満たない方は、私立や大学付属の語学学校で英語を勉強してからファウンデーションコースに進みます。
終了後進路 ファウンデーションコースを一定以上の成績を収めて修了すれば、その他の条件なしに大学本科に進学できます。

進学方法・教育制度

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日本の高校を卒業後の進学

アイルランドの大学に入試はなく、書類審査で合否が決まります。日本からの進学の場合は英語力や成績が足りない場合が多いため、ファウンデーションコースを受講してから進学するのが一般的です。

大学進学の流れ
  • 日本の高校を卒業
  • 英語コースを受講(※)
  • ファウンデーションコースを受講
  • 大学に進学

※英語力がファウンデーションコースの入学条件に満たない場合

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現地の高校を卒業後の進学

アイルランドの高校を卒業する方は、合否判定の内容にLeaving Certificateの結果が含まれます。こちらは高校の卒業試験と大学の入学試験を兼ねたテストで、アイルランドの高校を卒業する際に受験するものです。

大学進学の流れ
  • 高校卒業時にLeaving Certificateを受験
  • 大学進学

出願条件

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合否判定は書類審査

アイルランドの大学に入試はなく、書類審査で合否が決まります。重要なのは成績と英語力で、求められるレベルは学校によって異なります。またその他の書類の内容も考慮されます。

  • 高校の卒業証明書

  • 高校の成績証明書

  • 高校からの推薦状

  • 英語力の証明書(IELTSとTOEFLどちらも可)

  • 志望動機書(Personal statement, essay)

  • 英文履歴書(CV)

上記以外にも健康診断書や、芸術系の学部ではポートフォリオを求められることもあります。

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必要な成績と英語力

合否判定では高校の成績が最も重視されます。しかしアイルランドの教育システムの関係上、日本の高校の成績では単位が足りません。そのため日本からの進学の場合は、ファウンデーションコースを受講する必要があります。

求められる英語力は学校によって異なりますが、大学合格の目安はIELTS 6.0以上(TOEFL iBT92以上)です。中にはIELTS 5.0以上の大学もあります。また私立カレッジではIELTS 5.0以上が目安です。
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ファウンデーションコースと条件付き合格

大学の出願条件を満たす成績や単位、英語力が足りない場合は、ファウンデーションコースを受講します。大学によっては指定のファウンデーションコースの受講により、条件付き合格になる場合があります。

滞在方法

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学生寮

学生寮は大学が運営する滞在先で、学校の入学時に申し込みが可能です。

メリット
  • 他の学生と交流できる
  • 学校や生活の情報が集めやすい
  • 学校からの生活サポートが受けられることがある
  • 生活に慣れるための基盤を作りやすい
  • 便利で治安が良い立地にあることが多い
  • 寮によっては食事がついている
デメリット
  • 相部屋の場合、どのような人と一緒になるのか分からない
  • プライバシーが守られにくい
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シェアハウス

フラットシェア(シェアハウス)は、ひとつ物件を数人で借りる滞在方法です。物件はインターネットや友達の紹介などで探せます。また大学の事務が、地域の物件を紹介してくれることもあります。

デメリット
  • 学生寮よりも家賃が低め
  • 好きな場所に住める
  • 学生以外の人とも交流できる
  • 家具などが揃っているので、生活を始めやすい
デメリット
  • 自力で物件探しや契約をしなければならない
  • 自力でトラブルを解決しなければならない


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